お金の問題

お金の問題

離婚というのは、ほとんどの場合あまり気分がいいものではありませんが、その原因のひとつがお金の問題だと思います。離婚とお金の問題というのは切り離せないことなのですが、とにかく離婚を成立させてしまいたいと言う気持ちや、また日本人としての性格もあり、この問題をつい曖昧なままにしてしまう人も少なくありません。

ですが、離婚する場合のお金の問題というのは、離婚後の自分の人生に深く関わってくることなので、曖昧にしたり納得がいかないままで終わらせてはいけません。離婚をする時に発生するお金の問題は、慰謝料財産分与養育費の3種類が主となります。

慰謝料というのは、
離婚の原因を作った相手側に請求を出来るものであって、離婚を申し立てた当人の勝手だったり、問題があった場合には請求出来ません。また、相手側に不義があったとしても、その証拠が揃っていなければ自分の希望がすべて通ると言う訳でもないので、証拠を揃えておくことが大切です。尚、証拠がないということもそうですが、離婚原因が性格の不一致や嫌いになったから、などということでは請求しても認めてもらえないことが多いです。

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財産分与というのは、
結婚してから離婚までに夫婦が築いてきた財産に関して、離婚をする時に清算する制度です。この場合、名義が妻や夫であるということは関係なく、夫婦の協力のもとに築き上げてきたものは財産分与の対象になりますし、逆に結婚前から持っていたものは対象外となります。

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養育費に関しては、
子供がいる夫婦にのみ発生するものですが、子供の衣食住にかかる費用、教育にかかる費用などが最低限の養育費として考えられます。これは、親権者が妻であっても夫であっても、子供に支払っていく義務がありますが、金額に関しては各家庭毎月きちんと支払ってもらえる金額しか請求出来ないので、相手の収入などを考慮して話し合いましょう。

養育費については一切支払っていないという話も良く聞きます。しっかりとした話し合いを行い子供のために支払ってもらうようにしましょう。

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