冷静な対応を

一時の感情で相手に離婚を告げても何も進まないでしょう。冷静な対応を心がけ、自分がどうしたいのか?どうすれば納得がいくのかを考えてみましょう。

冷静な対応を心がけましょう。

離婚をしたいと思うのは、相手の浮気だったり、経済状態や毎日の生活への不満だったり、性格が合わないなどいろんな原因があると思います。

確かに、相手の浮気を知ってしまったら憤りが先に立ちますし、不満が溜まっていたら突然爆発してしまうこともあるでしょう。そして、いきなり「離婚する」と言ってしまうこともあるかもしれません。

でも、理由はどんなことであれ、感情の赴くままに離婚を持ち出すのは良くないことです。感情論で話を始めてしまうと、相手もその感情に飲みこまれて、まとまるものもまとまらなくなってしまいます

ですから、離婚を切り出す時は、出来るだけ冷静な対応を心がけるようにしましょう。許せないと思っても、1度よく考えてみて、本当に離婚したいのかどうか、自分の気持ちを見つめなおしてください。

そして、冷静に考えても離婚したいと思った場合には、相手にきちんとその理由を説明出来るようにします。不満などがある相手に対して心遣いをするのは嫌かもしれませんが、冷静な対応をしていかないと自分に有利な離婚が出来ないことがあります。

特に、性格の不一致のように当事者にしか分からないようなことが離婚の原因の場合、どんなに不満を訴えても、慰謝料などの面で損することも考えられます。

離婚は感情でするものではなく、きちんとした意思のもとにしなければいけません。離婚までのビジョンをたてて、「離婚する」ということではなく「自分が満足できる離婚の仕方」というのを考えるようにしましょう