今更「離婚とは」について説明するほどでも無いですが、念のため定義をおさえておいた方が良いと思い、すこしまとめて見ました。
結論から言うと書面をもって法律的に婚姻関係を解除することをさします。
離婚の定義というのは、少し回りくどい言い方になってしまいますが、有効な婚姻届によってに成立した婚姻関係にある男女が、結婚後に何らかの理由によってその婚姻関係を離婚届けという書面によって解消することを言います。
例外もありますが、基本的には離婚をすることで、それまで一緒に生活していた男女がまったく別の生活を送るようになる、というのが離婚です。
全く赤の他人が結婚することによって家族になるように、家族だった夫婦が離婚をすることによって赤の他人になります。ただし、離婚には法律上によって「離婚」とみなされるものもありますが、法的書類を提出していなくても、家庭内で事実上「離婚」状態になっている場合もあります。
ですから、人によって離婚の定義というのは様々なものになるとも言えるのです。法律上の離婚というのは、離婚届を出していたり、裁判によって離婚を進めていることをいい、完璧に分かれた生活を送るということになります。
家庭内で離婚状態にあるというのは、離婚届などの法的処置を取っていないだけで、夫婦間ではお互いに「夫婦を解消」している状態のことです。
この場合は、生活のスタイルや収入など、生活の基盤になるものから日常生活まで、完全に別々になっている方が多いようです。離婚する理由は人それぞれ違うものですし、お互いが同時に「離婚をしたい」という意志を持つことはないので、いろいろ面倒なこともありますが、それまでの生活にとらわれない自由を手に入れることが離婚というものです。