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生活保護に関して

生活保護というのは病気、失業などで収入がない理由で経済的に困窮してしまい、国が決めている最低限度の生活ができないと認められた場合に、最低限度の生活を保障してもらえるのが生活保護です。

生活保護は世帯単位でもらえますが離婚をして、もし最低限度の生活をすることが難しいということになれば、生活保護を受けることになるでしょう。
生活保護といっても8種類扶助があります。生活扶助は食費や医療費、光熱費などの支給で、教育扶助は、児童が義務教育を受けるのに必要な扶助で、住宅扶助は家賃や転居に必要なお金などをもらうことになります。

そして介護扶助、医療扶助などもありますし、出産扶助や生業扶助、葬祭扶助などもありますから、それぞれの対象によって扶助が違っています。

しかし一つの世帯ですべての扶助を受けることが出来るというのではなくて、それぞれの扶助は1つの世帯あたり、1つか2つ以上の扶助を受けることができるということになっています。

生活保護を離婚後に受けなければいけないということになれば、市区町村役場で手続きをしなければいけません。この手続きは福祉事務所へ行けばやってもらえますが、申請してから、福祉事務所の担当の人が家庭訪問をして、生活の状況、健康の状況、仕事の内容な資産などを調査した上で保護を受けられるかどうかを決めます。

場合によっては保護が却下されることもあります。申請をしてから2週間程度で結果がわかるようになっています。