離婚というのは本当にいけないことなのでしょうか？もちろん家庭環境によっては子供のことを主に考えなくてはいけないと思います。しかし人間はそれほど冷静に対処できるものなのでしょうか？
以前は離婚はいけないことだ、というように言われていました。これは人それぞれの価値観なので、一概に「いけない」「いけなくない」ということは、離婚をする人が増えた現代でも決められることではありません。
確かに、結婚というのは恋愛と違って夫婦お互いに責任が発生してきますし、子供がいればなおさらもっと大きな責任を背負うことになります。
離婚を単純に考えると、その責任を放棄するという行為なので、普通の概念で考えればいけないことかもしれません。しかし、結婚生活がどのように営まれているのかは、見た目だけでは分からないことです。
一見何の問題もないような家庭でも、暴力が起こっていたり、全く会話がなかったり、浮気をされていたりという問題を抱えている可能性もあります。
結婚生活というのは基本的に、自分が幸せであるからこそ成り立つものではないでしょうか。自分や相手が不幸なのに、無理をして結婚生活を続けていたら、離婚がいけないかいけなくないかなんて関係なく、結婚生活は破たんしてまうでしょう。繰り返しになりますが、離婚に対しての考え方というのは、人によって違います。
しかし、結婚生活は死ぬまで続くものなので、「離婚」をいけないかどうかで判断するよりも、結婚を決めた時と同じような感覚でとらえてみてはどうでしょう。「この人と幸せな家庭を築いて一緒に生きていこう」と思って結婚するのですし、「この人とでは幸せな家庭が築けなかったから別れよう」と思って離婚するのが悪いことだとは言えないと思います。
つまり、離婚というのは、自分の人生を幸せにするための選択肢と考えていいのではないでしょうか？
