離婚費用について

離婚したいと思っても、双方で話がつかないと離婚はできません。一方が別れたいと思っていても別れてほしい側はそのように思っていない場合がほとんどです。仮に離婚したい意思はお互いにあったとしても資産分与や子供の親権などでもめることがあります。離婚には精神的なエネルギーはもちろんお金もかかってしまうのです。

離婚にかかる費用として考えられるのは正式な文書を作成する行政書士に依頼する費用と弁護士費用が主となります。しかしお金がないからといって泣き寝入りする必要はなく、そういった場合まずは無料相談所に話してみましょう。

一番お金がかからない方法はお互いに納得し合って別れることです。その際に離婚するにあたっての夫婦での決めごとをしっかり文章にして残しておくことです。これを協議離婚書などと表現します。正式な文章ではなく、あくまでも夫婦間での取り決めの決定書というような感じです。ここでもめなければ行政書士に依頼する費用はなくなります。

上記のようにもめなければ当然のように弁護士費用もかかりません。正式な文章の書き方などはインターネットにも掲載されていますし、離婚届は役場に出すだけで受理されます。

逆に一番費用がかかり、エネルギーもかかってしまうのは判決離婚です。裁判をするのですからそれなりに弁護士の費用などの出費があります。仮に自分一人で裁判になったとして、弁護人なしで勝訴までもっていくのはかなり難しいでしょう。離婚したい場合は費用面なども考えた上での決断が必要です。