モラルハラスメントでの離婚
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モラルハラスメントでの離婚

離婚原因の上位にいつも食い込んでくる「モラルハラスメント」。モラルハラスメントは短くしてモラハラと呼ばれる事もありますが、一言で言うと「嫌がらせ」や「言葉の暴力」などの事です。肉体的な暴力はドメスティックバイオレンスとして区別されているので、モラルハラスメントの暴力は精神的な暴力。相手の人格を否定したりののしったりする言動を日常的に続ける事によって、相手に多大なストレスや精神的なダメージを与える事を指します。

モラルハラスメントは目に見える外傷があるわけではないので、なかなか線引きが難しいのが特徴です。離婚をした夫婦の中には「離婚をして初めて、自分がモラルハラスメントを受けていた事を自覚した」という方も多く、自分がモラハラを受けていると意識していないケースも多いのだそうです。

肉体的な暴力のドメスティックバイオレンスの場合には、男性が加害者である事が多く、女性は被害者である事が多いのですが、モラルハラスメントの場合には、男性でも女性でも、どちらも加害者にもなり得るし被害者にもなりうるのが特徴的です。

モラルハラスメントが原因で離婚を考えている方、ひとりでクヨクヨ悩んでいても何も解決しませんから、ぜひ離婚カウンセラーや弁護士などに相談してみてください。離婚をする際にモラルハラスメントの存在を証明するためには何が必要かをアドバイスしてくれますし、離婚を望まない場合には夫婦揃ってカウンセリングを受けて解決策を見出すと言う方法もあります。