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離婚したい人の悩み【うつ病】

離婚したい人に多いとてもデリケートな問題の一つにうつ病があります。結婚したのはいいけど相手が重度のうつ病だった。もしくは会社でのストレスや、家事や子育てのストレスでうつ病と診断された。そのような夫婦が増えてきています。

この問題はデリケートですし、無関係に生きてきた人には理解しようがない問題でもあります。実際に目の前にこういった状況にならなければわからない辛さが多いのがこの問題です。

パートナーの病気にも悩み、そして周囲の理解のなさにも苦悩するなど、やたら考えさせられることが現状です。相手がうつ病だからといって「離婚したい」ではちょっと勝手すぎないか?と思うかもしれませんが、しっかり看病してきた上で自分の生活に支障が来すほどであればそう考えたとしても不思議ではありません。

では実際にうつ病が原因で離婚はできるのか?うつ病が原因だけで「離婚したい」というのは難しいです。
法的に見るならば、回復の見込みがない強度の精神病であり、長期的に治療しても回復の可能性が薄いことや、離婚後の生活に目処が立っている場合、治療に十分協力していたなど特別な理由が必要となります。ということからうつ病になったからすぐ離婚というわけにはいきません。

ポイントなのは婚姻関係に支障が出るかどうかです。病気の治療をしない場合や、うつ病の関係で今後の生活に支障が出ると認められれば離婚できる可能性があります。

他にこういったデリケートな問題としてアルコール依存や薬物中毒、ヒステリー、ノイローゼなどがありますが、どれも同じような解答になります。