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離婚したい人の疑問【離婚後の荷物】

離婚したい人、離婚した人に多い話の中に荷物の引き取りというものがありますが、通常は話せないという場合や、連絡が取れない仲でなければ荷物をまとめておいてもらい、当日会うか会わないは当人同士の相談の上、時間を決めて取りに行くという形が多いようです。

問題は相手が荷物を返してくれない場合です。弁護士を通じて連絡を取りますが、それでも返してもらえない場合は、あきらかに所有者が出ていった方という証明ができれば裁判所を通して取り返せます。しかし多大な金額をかけて自分のものを取り返すのもバカバカしいと思うはずです。だからといって思い出の品など大切なものは新たに買えるものではないでしょうし、ある程度高価なものは改めて買うのもちょっと考えてしまいます。ではどうやったら費用を抑えて取り返せるのかの一例をご紹介します。

一般常識の通じる相手であれば冷静になったころを見計らって連絡をすれば荷物くらい返してくれるはずです。それでも駄目な場合は離婚の際に弁護士を使っていれば相談しまししょう。相手方の弁護士と連絡を取り合い、解決に向かいます。

しかしそれでも返してくれない場合や弁護士を雇っていなかった場合には以下の方法があります。

簡易裁判をして、判決で勝った上で強制執行をかけてもらう方法です。まずはなるべく短い文で簡潔に返してほしいという要求を相手に送ります。このとき配達証明をつけるようにしましょう。配達証明が戻ってきたら訴状の下書きを作成します。訴状の書き方は簡易裁判所のホームページや最高裁のホームページに載っていますのでご参考にしてください。

この下書きを持って簡易裁判所の相談所に持っていきます。すると下書きをもとに正式な書き方を教えてもらえます。以上で弁護士費用が全くかからずに、裁判代数千円で判決がもらえます。あとはそれをもとに取り返すだけです。