離婚したいと思い離婚したとしても、何かしらの理由で出た家に戻りたいあるいは戻らなければならないこともあると思います。 しかしそう簡単にはいかないことももちろん存在します。
例えば周囲の人間はその現実を受け入れられない、子供や相手の両親が拒否しているなどがあります。他にも子供が転校するのを嫌がる、仕事の関係で難しいなどという場合です。
普通は離婚したいのですから新しい環境で生活した方がストレスを感じないのですが、現実問題として、片親(特に母親)の母子家庭が部屋を借りるのはそう簡単にはいかないのです。
離婚したいからといってと家を飛び出しても部屋を借りるには審査がありますが、所得証明でひっかかる可能性が高いです。今まで働いてある程度の収入があれば審査も問題ない場合が多いのですが、特に主婦に関してはかなり厳しくなっています。
不動産会社としても、たとえこれから子供のために汗水流して働く覚悟がある主婦でも、現在の状況で収入がない場合には賃貸契約ができないのです。仮に方法としては別居期間中に夫が単身赴任ということで契約してしまうこともできますが、やはり払い続けていきますので厳しいことになります。
できることなら実家に戻るか、今まで住んでいた家に自分が住み、夫が出て行くのなら家賃の心配はいりません。
また低所得者を対象にしている市営住宅や県営住宅など公営の賃貸住宅ですと契約しやすいですのでご参考にしてみてください。基本的にこういった住宅は人気で抽選になりますが、母子家庭などは特約世帯になり、当せん確立が高く設定してあります。