費用その1
弁護士費用についてその2

離婚問題を弁護士に依頼する場合には、どれくらいの費用がかかるのでしょうか。相談を持ちかけて依頼した時点で、着手金を支払うことになりますし、依頼した相談が解決したら報奨金を支払います。弁護士に行動に出てもらう場合には日当や通信費、交通費などの実費なども必要になってきます。弁護士費用についてここでは相場を見ていきましょう。離婚で法律相談を受ける場合の目安ですが、30分ごとに5千円前後かかります。

着手金はそれぞれの相談内容によっても違います。日当は、半日でだいたい3万円から5万円、1日の場合には、5万円から10万円程度となっています。それ以外にも交通費や保証金などが必要になることもあります。

離婚調停事件や離婚交渉事件、仲裁センター事件などの着手金や報奨金は30万円から50万円となってます。離婚訴訟事件になれば、40万円から60万円程度かかります。弁護士報酬は報酬等基準規定を基準に計算されていたのですが、今は依頼した人と弁護士との間で自由に報酬を設定することが出来ますから、いくつか弁護士に心当たりがあるのなら、親身になってくれる人で料金も高すぎないところを探してみるなどの比較が必要になってくるかもしれません。

自分の力だけでは、どうしても離婚問題を解決させる事が難しい人は大勢いますから、その際にはやはり、お金を支払ってでも弁護士に相談をした方がいいでしょう。離婚が裁判になれば弁護士費用以外に、裁判にも費用がかかりますので、そのあたりのことは覚悟しておきましょう。