離婚したい場合に夫婦で話し合い、それがまとまればよいのですがなかなかそうはいきません。こういった場合やあらかじめもめ事を避けたい場合などには弁護士を雇うことをおススメします。この場合、弁護士は私的に雇うのでお金は自分で出すことになります。
弁護士費用は事務所によっても様々ですので、いくつかの弁護士事務所にまずは無料相談などを利用して相談した上で安いところもしくは信頼できるところに決定するのがよいでしょう。たいてい費用は相談内容や解決までの時間や得意不得意で違ってきます。もし裁判などになったときに実は自分が雇っている弁護士が離婚裁判には弱かったりしたら損をする可能性があるので事前にインターネットの口コミを見たり、実際に話を聞きに行くなどして調べておくことが望ましいです。一刻も早く離婚したいからといってどこでもいいという選び方はおススメしません。
弁護士に依頼する場合はなるべく知り合いの紹介などは避けた方がよいかもしれません。弁護士には守秘義務がありますから、そんなになりふり構わず相談内容を話すことはないとは思いますが、知り合いの紹介だと面倒なことにならないとも言い切れません。注意しましょう。
依頼する際には話しやすい誠実な弁護士を選ぶようにしてください。相談内容をちゃんと話せないようでは後々どこかで後悔するようなことになります。初めての離婚ですのでわからないことは躊躇せずに聞いても大丈夫です。むしろそこで面倒な態度を取るような弁護士でしたら頼らない方がよさそうです。離婚したいという趣旨をしっかり話し、新しい生活のスタートにつながりますので、費用に関して多少は目をつぶりましょう。
おおよその目安ですが、だいたい弁護士事務所では30分ごとに費用が加算されます。5000円程度です。これ以外に着手金20〜30万円、報酬金20〜30万円程度の費用と考えておいてください。もちろん目安ですので実際にご相談をしている弁護士事務所に確認してから話しを進めるようにしましょう。
