協議離婚についてその2

離婚には種類がありますが、一番スムーズな方法が協議離婚です。これは理由は特に問われることはなく、お互いの合意さえあれば成立可能です。裁判所が一切関与せず、お互いの間だけの話し合いの下で行われますから法廷離婚原因などが問われないのが特徴です。

他の人からしてみれば、別れる理由にもならないような些細なことであっても、お互いが合意をしているのなら認められるのです。ですが法廷離婚原因があっても、夫婦どちらかが合意しないというのであれば、それは認められなくなります。もし夫婦の間に、未成年の子供がいるのなら、どちらかが親権者にならなくてはいけません。届けには子供の親権者を書く場所もありますから、離婚届の親権者がきちんと書かかれていないと受理されないので注意しましょう。

注意点としてはとても簡単に成立しますから、提出前に提出してからトラブルにならないようにしっかりと話し合いをしておかなくてはいけません。かなり大きな問題を抱えて精神的にお互い参っているかもしれませんが、話し合いをして、協議できるのならそれが一番です。最後の話し合いになることもありますから、イヤかもしれませんが、前向きに考えましょう。

感情を一時的に出して流されたり、成り行きなどで決めてしまわないようにしましょう。特に金銭的なトラブルが後日起きやすいので気をつけましょう。口約束などしないように必ず何でも書面で残しておきましょう。そうしなければトラブルになります。