注意点

協議離婚の注意点

協議離婚をする際の注意点について、ここでは見ていきましょう。協議離婚はとても簡単な手続きで成立してしまいますから、離婚届を出す前に離婚後にトラブルに発展しないように、未然に話し合いをよくしておく必要があるでしょう。離婚というのは大きい問題やトラブルを夫婦同士で話し合いをしていきますから、とても精神的にも苦痛を伴うこともあります。納得がいくように離婚が出来るようにするためにはしっかりと話し合いをしておく必要があるのです。成立するまでのしばらくの辛抱ですから、我慢して話し合いをしていきましょう。

一時的な感情に流されたり、安易に結論を出してしまう人も中にはいるかもしれませんが、それはよくありません。お金に関するトラブルがとても多いです。協議離婚は離婚届に子供の親権以外のことは書きません。お金に関して後から言った、言わなかったなどと争うことにならないためにも出来れば合意書の作成や覚書などを作って必ず書面に残しておくようにしましょう。約束を守るといっておきながら、結果的に、成立後、約束が守れないことはよくあることなのです。

約束を文書にしておく際には夫婦で決めた内容を合意書に書いたり、公証役場で、公証人に作ってもらうという方法もあります。約束が守れなかったときに、裁判になったときの重要な証拠にもなりますから、しっかりと作成しておく事が大切です。他の成立に比べ協議離婚はとても簡単な手続きなのでよく覚えておきましょう。