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離婚後の親権獲得に有利なのは父か母か

子供がいる場合の離婚では、どちらが引き取るのかという点で争いが起こりますが、親権は家庭環境に左右される部分ですから一概には言い切れない面があります。離婚の理由が父親にある場合には母親が引き取ることになりますし、逆に母親が理由の場合には父親が親権を獲得する場合もあります。

一般的なケースでは母親が親権を獲得することが多くなりますが、乳児の場合や子育てに積極的だった方が優先されることになります。離婚の理由によっては一般的なケースが当てはまらないこともありますが、15歳以上の年齢になってくると育児よりも経済的な事情が強くなることから、父親が引き取ることも多くなるのです。母親が子供を引き取るには経済的な問題が最も難しい部分になります。

離婚では経済的な保証がなくなるため、収入の低い母親側には生活が苦しくなることが問題点となります。養育費が支払われるケースでは安定した生活も可能ですが、母親側に離婚の理由があり慰謝料や養育費が満足に受けられない場合には苦しい生活が待っているのです。

一般的には母親側に有利となるのが普通ですが、必ずしも母親側が有利とは言えない面もあります。また母親側が有利と入っても経済的な部分は別の話となりますので、しっかりと相談の上で決める必要があるのです。

子育てには母親側が有利という見解が一般的ですが、離婚に至った理由や落ち度が低いほうが親権を得ることになリますので、父親側でも子供を引き取ることは可能なのです。